さとうナイトニッポン

やったことのメモとか日々の雑記とか

Developers Boostに参加した話

先日デブストに行ってきました。
すぐにまとめを書こうと思っていたのに、風邪引いたりなんだりで投稿が遅くなってしまった。。

U30というだけあって、登壇者も最年少は(おそらく)新卒一年目、本当に若い方が多いのですが、その技術レベルは平均して高く、 私の経験値では、正直話についていくのに必死でメモも碌に取れない有様でした・・・・・ とはいえ、流行りの技術や開発手法、運用改善のヒントなど、 いつか使える引き出しを増やすことはできたのかなぁ、と思います。

当日風邪を引き、第二部しか参加できなかったのでちょっとしか見られていないのですが、 セッションの感想、メモをまとめておきたいと思います。

【B-4】事業成長をBoostさせるデータ基盤 #devsumi #devboost / 20181215 - Speaker Deck

  • データの流れと設計の流れは必ずしも一致しない
  • こちらから良かれと思って提案した "俺の考えた最強のデータ基盤"は使ってもらえないことが多い
  • 部署ごとに最適な計算方法や必要なデータは異なる
  • 部署や文化に寄り添うことでヒアリングをしやすくし、その内容から改善方法を策定し、実績を積むことで、信頼を得ることができる。信頼を得ればより些細なことでもヒアリングしやすくなり・・・・・といった好循環を作っていくことで、各部署が 本当に欲しかったデータ基盤 に近づいていくことができる

プロダクト開発において、 ちゃんとみんなに使われる データ基盤をどうやって作っていったかという話でした。
"俺の考えた最強のデータ基盤"は使ってもらえないことが多い件はデータ基盤に限らず身に覚えのあることも多く、 要望を受けて作ったのに廃墟化してしまった機能やデータ群に思いを馳せながら聞いておりました。 スライド100枚に対して20分しかなかったのでかなり忙しかった&かなり端折ってありましたが、とても興味深く、心を抉るセッションでした。。

【C-5】運用の可視化によるインフラチームの変革

スライドが・・・・ない・・・・ タイトルと内容が変わっていて、 運用上におけるtoil(労苦)をどのように減らすか、という内容でした。 喋るスピード早くてメモ取れず詳細思い出せない・・・・・けど良かった気がする(雑) のでスライドを・・・・是非に・・・・

【C-7】プロダクト成長のために『開発プロセス』 を思考せよ - Speaker Deck

  • 何がヒットするかは市場に投入してみないとわからない
  • プロダクトを成長させるには仮説検証を高速で繰り替えすことが必要。
  • そのためにはリリースサイクルを早くする必要がある。
  • リードタイムを縮めるためには指標を定めて数値化し、それらの中から無駄を一つずつ潰していく必要がある 横文字がいっぱい出てきて、ちょっとついていくのに必死だったのでまともな感想が出てこない(元英文科とは思えない発言) リリースまでのリードタイムはセッションで挙げられている具体例の中では承認プロセスを一つなくすことで 268.5時間→54.5時間 、もはや5/1まで縮まっていました。 開発プロセスから無駄を無くそうというテーマでの話はよく聞きますが、ここまで徹底してある指針をもとに数値として可視化する方法があるということを知りませんでした。 もしも試せる環境があるのなら、すぐにでも実践に移してみたい内容でした。

【B-8】【DeveloperBoost】スーパーエンジニアではなくても好きな分野で生きていくには

  • 世のなかにはスーパーエンジニアがいっぱいいるけれど、人それぞれ目標も経験も違うから気にするな
  • 今やっている仕事が将来の職務経歴になるということを意識する
  • やりたい仕事をやるには運が必要だが、自分のやりたいことや、それに向けた勉強、成果物の作成をとにかく社内外に発信し、自分をブランディングしていくことである程度コントロールが可能
  • 将来の目標は漠然としがち。5~10年後まで見えている人は稀だし、選択肢を絞りすぎるのもよくない。キャリアパスは台風の進行予想図のように、方向性を定めるだけでも良い。

個人的には一番共感し、一番心に残ったセッションでした。 私はエンジニアと呼ぶには知識や経験は未熟だし、今のところ無駄に時間だけ食ってしまっているとさえ思ってしまいます。 周りにはすごいエンジニアにあふれていて、そんな方々と自分を比べてしまうと、他人の言葉や記事に踊らされがちですが、「経験が違う他人とは比べようがない」「今の自分の仕事は未来の自分の経歴を作っている」本当にその通りですね・・・・がんばろ

まとめ?

勉強会にはたまに参加するものの、カンファレンスは今回初めて参加したのですが、 多くの刺激を受けて帰ってまいりました。
私の性格上、刺激の中には焦燥感のようなマイナス感情が大部分を占めましたが、 どんな感情にせよモチベーションにはつながりました。 今後もこういったカンファレンスに参加して、知らない分野、興味がない分野についても知見を広げていきたいと思います。 内容に共感したり自分の仕事に直結させていったりできるようになるにはあとどのくらい経験がいるのだるう。 とにかく今はいろんな経験を積むのみだな、と思ったのでした。

う〜ん、いつもに増してとっちらかった文章になってしまった🤔